前回の記事では準備編として申し込みから前日に入る前にフォーカスをして、どのように申し込みをしたのか、どんな物を用意したのか、服装やシューズはどんなものを選んだのかを書いていきました

今回は前日の宿泊から本番、ゴールするまでの様子をなるべく細かく書いていこうと思います!

これから100kmウォーキングに挑戦する人で前日は何をしていたのか、歩いている最中はどんな感じだったのか、歩き終えての感想等知りたい人は是非最後まで読んでいってください!

この記事はこんな人におすすめ
  • 100kmウォーキングがどんな感じか知りたい
  • 100kmウォーキングを歩いた人の実例を知りたい

イベント前日:会場近くのホテルで宿泊

スタート開始会場が神奈川県の小田原城址公園であること、私のスタート開始時刻が8:30ということもあり私は会場近くのホテルで1泊して臨むことにしました

正直ホテルの予約はだいぶ忘れていて、5/22~23の予約を5/19(火)にしていました…
普段出張に行くときもこのくらいで予約していて、観光地である小田原なのでまぁ大丈夫だろうと高を括っていたら…

どのホテルも満室!!

100kmのイベントでこんなに小田原のホテル埋まっちゃうの!?という感じでしたけどなんとか一室見つけることができました…
(前回記事でも書いたのですが2,000人近くエントリーだから当たり前…ホテルの受付の人も100km歩く人でしょ!ってわかってました笑)
これで見つからなかったら小田原から少し離れたところに泊まることになっていたかもしれません

前日の夜は腰に巻くポーチに入れるものを整理したり軽くストレッチをするくらい、もうここまで来たらできることもないのでさっさと眠りにつきました

イベント当日:いよいよスタート!

さぁいよいよ当日です
会場に歩いて向かってみるともうすでに結構な数の参加者が…

受付をする場所は特になく、申込時に荷物預かりを申し込んだ人、そうでない人でそれぞれレーンがあってそれぞれで荷物を預けたり参加景品をもらうという流れでした
私も最初は荷物預かりを申し込んでいたのですが、歩くのに不要な荷物は前日の着替えくらいでその他もしかしたら使うかもしれない緊急用の物をリュックに入れていたので結局荷物は預けませんでした

歩き終わって感じたのはもっと荷物を最適化できた、そうすればもっと楽に歩けたのでは?ということでした

結局のところリュックを開けたのは休憩所のみで、仮眠用に枕代わりに使うくらいで、なくてもどうとでもなりました
であればポーチに効率よく緊急用の備品をしまうことができればリュックなんて背負って歩く必要はなかったわけです
この辺りは前日までにもっともっと考えて最適化できていればな~と思ってしまいました

さて、リュックとポーチを装備しついに8:20、ついにスタートです!
(ポーチの装備位置調整をしていたらスタートとなり慌ただしいスタートになってしまいました笑)

会場で行っていたタトゥーシール
スタート!

序盤:上々な滑り出しと歩くことの楽しさ

最初の方は周りの人と固まりながらゆっくり歩いていました
足裏には前回紹介したワセリンを塗ってスタートをしていたのですがやはり前回の50kmウォーキングの悪夢がよぎります

【初めての】50kmウォーキング体験記 人生で一度経験しておきたいと思ったこと、その1つ 100kmウォーキング 元々そんな世界もあるのか、と話だけは聞いたことが...

50kmウォーキングで足裏の皮がめくれ始めたのが10km付近、今回どこか違和感はないかかなり神経質になって歩いていました…
とはいってもここまででは正直日常の延長線、小田原の街並みを見ながらお散歩に近い感覚で歩いていました

そのため10km地点はどこかに痛みがあったりなどもなく順調に通過しました!
副次的ですが自然とスマホを触ることがほぼゼロになるため、いわゆるデジタルデトックスを体感し脳もすっきりしていました
日ごろからスマホから離れる時間作らないとな~~

また今回、ペース記録をGeminiに任せてみることにしました
具体的な方法として、区切りの良い地点(5km毎の地点やチェックポイントなと)に到着したらGeminiに「~地点、到着」と打つだけです
そうすることで単なる記録はもちろん、文章を送ったときにどんなペースで歩けているかも教えてくれました
振り返るために出来事があったときにもGeminiに教えていたので、今回ブログを書く時にも役に立って入るのですが…後々大変なことになります…

さあ歩き始めて2時間、距離でいうと10kmちょっと歩いたところで、なんとなく自分のペースも分かってきました、なのでここからどのくらいのペースで歩けば猶予はどのくらいあるのかなんとなく計算をし始めました
ここまでは1キロあたり9~10分ペースで歩けていて、疲れからペースが落ちることを考慮し1キロ12分ペースで計算をしてみます
100km完歩、制限時間26時間で考えてみると20時間歩けば100kmに到達するため休憩には6時間使えることになります
なのでまずは1キロ12分ペースを崩さないよう、速く歩けるところは速く歩いて後々楽できるよう頑張る計画としました

そんなことを考えながら水の購入と足裏の状態を確かめるためにコンビニに寄ります
足裏は結局何もなかったものの、トイレの状況を確認してみるとまだ固まって歩いていたこともありなんと10人以上並んでいました…
この時点では私は寄らなくても平気だったのですが、今後このくらい並んでタイムロスすることは考慮しないといけないみたいです…

ここでは水と地元のカレーパンを配布していました!おいしかった

ここではカレーパンを食べたり足裏に再度ワセリンを塗ったりして、約30分休憩をしました
50kmの時は大きなチェックポイントが一つだけあり、その時は足裏の皮のめくれを気にして休憩時間はまったく考えることができなかったのですが、今回は足裏含め以上はなく休憩にどのくらい時間を使えるかもなんとなく想定できているため心の余裕が全然違います
さあ行くぞ!という前向きな気持ちで次のチェックポイントへ向けて歩きはじめました

第一チェックポイントから先は平塚・茅ヶ崎の海岸線を歩いていきます
一応舗装はされているものの風で砂も結構積もっているため、少し脚に負担があったような気もします
それよりもここで痛感したのは

本当にトイレが無さすぎる!

第1チェックポイントから第2チェックポイントまでの約12km、2か所程度公衆トイレはあったのですが、数が少ない分混んでいますし、それほど綺麗でないのも事実です
またコンビニは道沿いにはないためそのためにコースを逸れる必要が出てきます
トイレだけでなく、ここで水分は軽食を買おうと思っている人は要注意です…

ただそれを除けば海岸線をゆったり歩ける、今回のコースの中でもとても気持ちの良いコースでした!

中盤:市街地、そして夜へ…

ここではおにぎりとお茶が支給、ありがたく補給しつつ体の状態を確認します
脚の付け根あたりに若干違和感があるものの、湿布を貼ったりするほどではなさそうな感じ…
ただもう33kmも歩いているので脚はパンパン、結構疲れは出てきています、まだ1/3なのに…
このあたりは結構心理的にもきつかった印象です…
とはいえ歩かないとゴールにはたどり着けない、30分休憩して歩き出します

ここからは江の島周辺を抜けて市街地に入っていきます
次のチェックポイントは54km地点、20kmも先なのであまり急がずペースを保ちながら歩いていきます
ただ2時間半ほど歩いて藤沢駅周辺までくるともうしっかりと市街地です
ここまでくるとストレスになるのが信号待ちの多さ
頻繁に止まる歩くを繰り返すと脚の痛みが嫌というほど分かりました…

時間は20時20分、ここまで12時間歩いてきたので1キロあたり13分ちょっとで歩いてきたことになります(休憩時間含めて)
今こうやって振り返ってみるとこの段階でまあまあぎりぎりでしたね…あと46kmを14時間以内ということです
ただこの時はそれほどタイムリミットに対して危機感はありませんでした、どちらかというと足裏にかなり痛みが出ていたのでそっちに気を取られていました
タイムスケジュールはGeminiに任せていたはずなのに…怪しくなってきた…

休憩は20分とほどほどにして歩き始めます、これ以上の休憩をすると歩き出せなさそうな気がしました…
2時間くらい歩いたところで松屋に入って20分くらいのご飯休憩、へとへとの中の牛丼とみそ汁は体に染み渡る…

歩き始めるともう23時過ぎ、深夜に市街地をそれなりに列をなして歩いているので、近所住みであろうおじさんから何してるの?と話しかけられたりしながら歩きを進めます

ちなみにですが、ここまで歩いてくるともう一緒に歩いている人もまばらになるのでは?と思っていたのですが、最初から最後まで誰かしらイベント参加者がいたなぁという印象です
一番まばらになったと感じたのはこの60~80kmあたりで、それでも50m先くらいには参加者が先を歩いている感じでした
なのでそれほど孤独でもありませんでしたし道に迷うこともなかったです
(分かれ道にはイベントスタッフがいて誘導してくれますからね)

そして23時からはFMヨコハマで「TOKYO XTREME WALK MIDNIGHT SPECIAL」という大会のラジオ特番を放送していました
今実際に自分が参加している大会のラジオを聴いていると、24時間テレビのマラソンみたいに自分を取り上げてもらっている気がして少しテンションが上がりました笑
同様に100km歩いているリポーターはもう第四チェックポイントにいたみたいで、先に行ってるじゃん…とショックは受けましたが…

遂に横浜…

ここに着いたのが0時27分、途中1キロ8分で歩くこともできたものの、かなり脚も痛く足裏を確認すると大きな水膨れが…疲れも溜まっていたため1時間休憩をとることを決断します
とはいえ小雨も降る中だったので、ぎゅうぎゅうのテントの中での休憩、あまり体力が回復したともいえないような休憩だったので、振り返ってみると他チェックポイント同様20~30分程度で十分だったように感じます…
もちろんGeminiにタイムキーパーをしてもらっていたので1時間休憩しても余裕だろうという見立てで休憩していたのですが、いざ再開したところで事件が発覚します…

終盤:Geminiの裏切り、時間との闘い

約1時間半後の2時2分、第四チェックポイントを後にするのですが水膨れが超激痛、どのくらいペースを緩めることができるか歩きながらGeminiに確認をしていていました
これまで休憩時間は4時間超ありますよ!と言っていたGiminiですが、見返してみるとスタート時間が8時20分ではなく8時55分で記録がされていました(???)
しかもここからのペースを1キロあたり13分ペースで計算しているという…水膨れをかばいながらそんなペースで歩ける保証ないだろ…!

そんな感じでスタート時間を修正してもらい、ペースも1キロ15分で修正してもらうと…

休憩時間はほぼないですよ、とのこと(???)

完全に裏切られた…
Geminiにはチャットでどこに到着してどんな状況か、そのチャットを送った時間とともに記録してほしいというそれほど難しくない依頼をしていたつもりだったのですが、まさかスタート時間から記録がずれているとは…

とにかく時間に余裕がないことは理解できたのでここからは休憩も最小限にしつつ、なるべくペースを上げていきます
ここが一番メンタル的にきつかった…まだ30km超あるのに…

遂に東京へ…
もう外も明るい…

到着したのは夜も明けた5時47分、もうここまで来ると痛みはもう当たり前のように感じてしまいどちらかというと睡魔の方がきつかったです…
ということで一か八か10分のみ仮眠を実施、結果はきちんと10分で起きある程度眠気も解消できました
再開時間を記録し忘れていたのですがおそらくトータルでも30分未満で休憩を切り上げているみたいです
もうここまで来るとあとは時間との勝負だ!という気持ちでした、距離もあと14kmですしここまで来て時間切れは虚しすぎるので…

そして再開し90km地点も通過、この辺りで最後のトイレ休憩をコンビニでしようとしたのですが、

ここでトイレ5人待ち…

なかなかきついタイムロス…
結果ここからは1キロ13分ペースで歩き続けることが必須となってしまいます
とはいえあと10km、ひたすら痛みに耐えながら足を進めていきます

50kmウォーキングでも歩いた場所で懐かしい気持ちに(当時もめちゃきつかった)

そしてラスト5kmは30kmでも50kmでも歩いた地獄の大橋渡り

築地方面から勝どき、晴海、豊洲、そしてお台場の方に向かっていくのですがここはそれぞれ大きな橋でつながっているためここを渡る必要があります
大橋なのでめっちゃ長い上り坂を登って下るこれを4回繰り返すというわけです
こんなのを毎回毎回ラスト数キロで歩かなきゃいけないから本当にきつい…!
(正直もうトラウマ)

ただ反対に言えばこれを超えた先にゴールがあります…
もう休憩する場所もありません、ひたすらに歩き続けるしかないのです…

そして大橋を渡った先には…

最後スタッフの方とハイタッチをしながらゴールへ向かっていくのですがもう泣きそうでした
そしてついに…

長かった…そして間に合ってよかった…;;
記録は25時間10分、制限時間まであと50分というぎりぎりのタイムでした

もう最後の方は痛みに苦しんでいる場合ではない、何としても時間内にゴールをしないといけないとという気持ちでひたすら足を進めていた感じでした
結果的には1キロ13分ペースで歩いていたので、途中でそんなペースで歩けるわけないだろ!と思っていましたがどうにでもなるもんですね

ゴールした後は完歩証の発行と記念品を貰ってあとは帰る、という流れでした
何はともあれ100km歩いた後なので周辺の芝生に座って少し休憩して着替えたら帰ろうと思ったのですが

痛すぎる…歩けない…

当たり前ですがアドレナリンでごまかしていた痛みも相当なものになっていて立ち上がるのも一苦労、歩こうものなら脚の付け根、膝、足裏全てに痛みが走ってまともに歩けたもんじゃありません、階段なんて手すりに縋るしかありません
正直ここから先どうやって帰ったかは記憶にない…

まとめ:久々に感じた達成感

Geminiに翻弄されながらも時間内で無事ゴールすることができました
100km歩いた後振り返った時の感想としては

  • 荷物は預けるほどではないかもと思ってもしっかり預ける
  • タイムスケジュールはその場ではなく事前にしっかり練る(当日頭の中やAIで行っても良いけど、疲れから正しく判断できないかも)
  • 自分に合った対策・準備はしっかりする(今回足裏のケアをしていたものの水ぶくれは発生したため、していなかったら地獄だったかも)

といった感じです!
これから100km歩く人の参考になれば幸いです!

そして何より、社会人になってここまで大きな達成感を得る経験をしたのは初めてで、人生を通じてもかなり久々な経験となりました
本当にゴールをしたときには泣きそうになりましたし1日頑張って本当に良かったと心から思うことができました

もちろん無策で達成できるかと言われると達成できる人もいればできない人もいるくらい大変なことだと思うので、短い距離から挑戦してみたり、日ごろから歩いて足腰を鍛え、そして100kmに挑戦してみてほしいです

本当にお疲れ様でした…!

前回記事はこちら↓

【準備編】初めて100kmウォーキングに挑戦!【東京エクストリームウォーク100】 前回地獄の50kmウォーキングを達成してから早1年… https://hirarogu.com/50kwalk/ 上記記事...