皆さん、昇降デスクは使ったことはあるでしょうか?
その名の通り、高さを上げ下げすることのできるデスクです
高さを調整できることで座って作業はもちろん、立って作業する、みんなで卓を囲むなんてこともこれひとつで可能なんです
具体的にどんなメリットがあるのか、あと一歩だなと思う部分もあったので
1年半使ってきたレビューができればと思います
また今回紹介するのはFEZIBOというメーカーの幅140cmの電動昇降デスクです
有名なメーカーだとFlexiSpotやサンワサプライ、山善やIKEAなんかも電動昇降デスクを出しているので
それらとどういった違いがあるのかも紹介していければと思います
電動昇降デスクとは?

電動昇降デスクとは…
上の画像のようにボタンを押して高さを変えられるデスクです
電動以外にも手動タイプのものもあり
チェアの高さ調節によく使われているガス圧式やハンドルを回すようなものがあったりします

私個人的な感想としては手動よりも電動の方がおすすめです
特にメモリ機能がついているものはボタンを一回押すだけで自分の決めた高さに変更できるため、昇降の手間がほぼなくシームレスに切り替えができると思います
電動でも手動でも普通のデスクより値段が高く、高さを変える以外に機能があるわけではないですが
それに見合うメリットを得られる人もある程度?はいると思います
昇降デスクのメリットは?
では昇降デスクのメリットはどこにあるのかというと…
- 座った際のデスク高さを調整できる
- 立ってのデスク作業ができる
- 配線等の机下作業が行いやすい
こんなところがあると思います
ひとつずつ見ていきましょう
座った際のデスク高さを調整できる

これは富士通のHPに載っている理想のデスク作業姿勢なのですが
椅子の高さ調整はできたとしても、デスクの高さを調整できないと
肘の角度が90°にならない、あるいは足が浮いたり窮屈になってしまいます
そうなると肩が痛くなったり脚が疲れやすくなってしまうわけです
ちなみにこの姿勢で座ったことない人は是非どこかで体験をしてみてください
「こんなに楽なんだ…」思える…はず…?
オモコロチャンネルでメンバーが正しい姿勢で座った時の反応が面白かったので載せておきます
さて、最適な机の高さがセットできるのであれば昇降する意味はないんじゃないの?と思った人もいるかもしれません
確かにその通りですが…ぴったりその高さのデスクを見つけるのはなかなか大変です…どうしても既製品ですからね
あとこれはあまり該当する人はいないかもですが
私の場合はたま~にこのデスクを囲んで遊んだりすることがあります
その時はもう少し座面の低い椅子に皆が座るので
その時にデスクも低くできるのは地味にありがたいです
立ってのデスク作業ができる
昇降デスクの一番の魅力、立ってのデスク作業が可能になることです
先ほど理想の着座姿勢を載せたのですが、やはり何時間も同じ姿勢でいるのは体に毒です
体が凝ったり、精神的になんとなく内向きになったり…
そこで作業を継続しながら大きく姿勢を変えることができるのがスタンディング作業ということです
とはいえ立っての作業は人によって好き嫌いああるとは思います
私はこうやってブログを書くときやゲームをするときも座ったり立ったりするのですが
立って作業する必要ある??という人も全然多いと思います
そこでまずは、スタンディングで作業できるカフェなどで作業をしてみて
自分に合っていると思ったら自宅に昇降デスクの導入を検討するといいかもしれません
配線等の机下作業が行いやすい
これも地味にありがたい点で
デスクの配線を整理しようとするとデスクの下でかがみながら作業することになります
ですがデスク高さが上がることで作業がぐっとしやすくなります
正直なところ昇降デスクはデスク高さが可変なことで配線を綺麗にすることがマストなので
最初から配線を綺麗にする!と決めているならば昇降デスクは向いていると思います!
もっと日常的なところで言えば、机下に掃除機をかけたいときも昇降デスクであればかかがむ必要がなくなります
いつも綺麗を保てますね^^
反対に昇降デスクのデメリットは?
では昇降デスクを選ぶにあたってデメリットはどんなところにあるでしょう
私的には以下のような感じだと思います
- 値段が高い
- 配線が面倒
- レイアウトが制限される
値段が高い
当たり前ですが値段が少し高くなります
例えば、幅140cmのデスクを買おうとしたとき、
普通のデスクであれば14,000円で引き出しも付いたデスクが買えると思いますが
私が買ったFEZIBOの電動昇降デスクは引き出しとかはなく、24,000円でした
これでも電動昇降デスクの中ではかなり安い方で
有名メーカーだと32,000円~というのがほとんどになります
およそ2倍近くの値段を昇降機能のためだけに支払うので
本当に昇降機能が必要なのか?はしっかり判断してから購入するのがおすすめです
配線が面倒
先ほども少し書きましたが、昇降デスクはその名の通り昇降をするため
デスクの上に置いている機器、PCやモニター、オーディオの配線を壁や床から持ってくる場合は
線が上下に動く幅を持たせる必要があるのです
それをやりながら、だらんと線が垂れないように配線トレイや電源を机に付けながら計画するのがまあまあ大変です
私は今は


こんな感じで机周りは整理をしています
まだ理想には程遠いですが、これを試行錯誤するのも、まあ楽しいですね…笑
レイアウトが制限される
こちらも昇降するうえで抱える問題で
上下に動くということは机上も、机周りのレイアウトも制限を受けてしまいます
例えば机横の壁におしゃれに棚を設けよう、と思っても
昇降するときに机がぶつかってしまう高さには設置ができないということです

またここまでおしゃれにしなくとも
デスクに何かを立てかける、デスク下に物を置くというのも制限を受けるということです
この辺りを綺麗に収めてこそ、真のお部屋オシャレ王になれるということです
昇降デスクのおすすめは?
ここまでで昇降デスクに興味を持った、あるいはもう知っていて早くおすすめを知りたいという方もいるでしょう
昇降デスクを選ぶのは私も初めてだったので、いくつか調べてなかで
おすすめ、というよりは検討している中で個人的に良いな、と思ったものをピックアップしてみようと思います
山善 エントリーモデル

今買うのであればおそらく一番迷ってあろう、山善のエントリーモデルの昇降デスクです
机幅は120cmで固定であるものの、メモリ機能もついて価格は約30,000円
日本のメーカーということである程度の安心感と、サポートも充実しているため
失敗をしたくなければかなりおすすめかなと思います
スタンダードモデルにすると、金額が約70,000円となるものの
机幅が最大140cmまで、天板タイプやコの字型の選択もできるようになりこだわることも可能です
FlexiSpot EF1

昇降デスクで調べるとおそらくかなりの頻度で出会うメーカー、FlexiSpotです
中国のメーカーということもあり良い点はなんといっても高コスパ
電動でなおかつメモリ機能もある昇降デスクを約30,000円で購入できるのはかなり魅力です
YouTuberが多く紹介していることもありそういった意味でも有名かなと思います
ただ先ほどの山善のデスクもかなり高コスパになってきたため、今あえてFlexiSpotを選ぶとすると
- カラーバリエーションの豊富さ
- 幅を100cm、120cmから選択可能
というところで選択かなとは思います
中古オフィスデスク
これは私が以前にSteelcaseのGestureというデスクチェアを購入したときと同じ考え方です

オフィスで使われていた家具を取り扱っている中古屋さんがあるので
そこから格安で購入する、というわけです
もちろん中古品に抵抗がある、という方には向かないですが、
オフィスで使われていたものであれば綺麗に使われていたものも多いですし
普通であれば20万円超するようなコクヨ、オカムラ、イトーキといった国内の大手オフィス家具メーカーの昇降デスクも
5万円程度で買える可能性があるということです
ちなみに私は「オフィスバスターズ」や
「天下一」という中古取り扱いショップで覗いてみたりしてました
タイミングが合えば掘り出し物が見つかると思います
FEZIBOの昇降デスクはどうなのか?
さて、そんな中で私は1年半前にFEZIBOというメーカーの幅140cmの電動昇降デスクを購入しました

これを最終的に買った理由は
- FlexiSpotよりも安い約24,000円だったこと
- それほど長く使わないだろうとの見込みで、ある程度リスクを許容したこと
だと思います
なんといっても値段、安いと言われていたFlexiSpotより5,000円以上安い、約24,000円
口コミでも目立ったクレーム等も見つからなかったことや
3年くらいで買い替えるかな~となんとなく思っていたりしたので
ここは安さを選びました
じゃあ実際のところ外観や機能、そして1年半使ってみてのレビューを書いていこうと思います
外観
全体はこんな感じです

組み立てはプライスドライバーがあれば特段難しいことはなかったです
最後デスクを起こすときには普通に重いので自信がなければ手伝ってもらいましょう

天板はこのように手前と奥とで分かれており、このまま使う場合はここの隙間が邪魔になるかもしれないです
ちなみに私はデスクマットをひいています

デスク両端にはプラスチックのフックもあり小さめのバッグやヘッドホンはかけられます
(さすがに重いものはすぐポキッと折れそう…)


あとは特に何もありません…
配線を隠すための配線ラックや、無印良品の小物入れを追加してくっつけています
機能

これが昇降デスクの操作パネル
左に液晶ががあり

デスク高さは72cmから

118cmまであげることができます
座っての作業、立っての作業であればこのくらい昇降ができれば十分だとは思います
ただ72cmは人によっては高かったり、皆で囲むにはすこし高かったな~とは思います
なので私は足元にフットレストを置いて安定感をあげています
それを使うのがちょっと…という人は高さが65cmまで下がるものもあるので
そちらを選ぶとよいかもしれません
(ただその分高いモデルが多いです…)
また操作パネルを見てわかるようにメモリ機能が付いています
この1~4の数字に自分が記録したい高さを設定することで
押すだけでその高さで自動的に昇降してくれます
ただしここで注意したいのが、FlexiSpotや山善の昇降デスクについているような衝撃検知センサーはついていません
衝撃検知センサーは昇降最中になにかものに当たった際に自動的に昇降をストップしてくれる機能なのですが
今回買ったFEZIBOの電動昇降デスクにはついていないので、そこは注意しましょう
(ちなみにFEZIBOの少し高いモデルの昇降デスクにはついているみたいです)
1年半使ってみたレビュー
さて、このFEZIBOの電動昇降デスクを1年半使ってみてですが
今のところ故障もなく、自分が望んていたことも全て満たせているため、かなり満足しています
唯一、使ってく中で感じたことは
もっと下まで、具体的には65cmまで下がってくれると、
フットレストもいらなかったですし、いろんな人に合わせやすいんだろうと思いました
まあそのモデルを買うためにプラスで1~2万円追加するよりは、
Amazonで安いフットレストを買うので十分だったので
今のところは大満足ですね!
使い方としては、立っての作業は少し減ったかなという印象です
最初は物珍しさもあり結構な頻度で昇降させていたのですが
今はたまーにくらいですね
ただ体が凝り固まったり、姿勢を変えたいときは重宝するので
買って大正解でした
まとめ:万人向けではないが、ぜひ試してほしい
昇降デスク、そして私が1年半前に買ったFEZIBOの電動昇降デスクのレビューをしたのですが
昇降機能というのは使わないという人は一切必要ない機能だと思うので
万人におすすめというのは難しいものかもしれないです
ただ、作業の仕方として経験したことがない人からすると全く別の方法なので
一度どこかで試してみて、自分に向いていると思ったら買ってみるととても満足できると思います
FEZIBOの電動昇降デスクについても、有名なメーカーというわけではないためある程度のリスクはあるとは思うのですが
思っていた以上にしっかりしていて、1年半使っても壊れたり不満点が出てくることもほぼなかったので
そのリスクが許容できればぜひ検討してみてください!