Steelcase(スチールケース)という会社を知っているだろうか
社会人になり初めて聞いた身からすれば全く名前も聞いたことがない人が多いのは想像に難くない
この会社はアメリカのオフィス家具メーカーで
日本でいうところの「オカムラ」「コクヨ」といった会社に近いだろう
そんな会社の商品で買ったのが

この「Gesture(ジェスチャー)」というオフィスチェアだ
この椅子、なんといっても驚きなのが金額で

184,980円…!!
さすがに私も新品を買うことはできず
いろいろな中古家具販売サイトを見て回って
最終的に「天下一」というオンラインショップにて約7万円で購入を決断…
7万円でもチェアと考えると大金であり
なかなかこの椅子を使ったことのある人は日本では少ないと思うので、
気になっている人の少しの判断材料になれば思うし、
椅子を買うとなった際にこんな椅子もあるのかと
頭の片隅に留めておくと何かあるかもしれない…
そもそもなぜこの椅子を選んだか
もちろんこれだけの金額のため即断即決というわけではない
たまたま仕事の関係でこのGestureをはじめとしたオフィスチェアや
その他ゲーミングチェアに座る機会に恵まれ
どれがよいかと特徴や自分の好みと検討をしながら最終的にこの椅子を購入した訳である
ここで本質的なことを述べてしまうのであれば
椅子は試座をして、自分に合うものを選ぶ!!
だと思う。
ただ試座できる場所や機会は限られているし時間もかかる…
そして手っ取り早く情報を集めるにはレビューはおおいに役に立つと思うので(実際私もお世話になりました…)
ぜひ比較をすることのできた一人間視点のGestureレビューを残せればと思う
Gestureの概要
そもそもGestureがどんな椅子かというと…
Gestureは、あなたとチェアの関係を再定義します。(米)Wirecutter誌から2022年最高のオフィスチェアに選ばれた360°回転アーム、背中の曲線に沿った背もたれ、調整機能は、調節機能等、テクノロジーが組み合わさる事によってあらゆる姿勢を考慮しています。
公式HPより引用
なんだか言っていることがわかるようなわからないような…
ここで挙げられている特徴を抜き出して、わかりやすくしてみると
- 肘置きの可動が360°自由自在
- 背もたれが倒れるだけでなくひねりにも対応
- 多種に渡る調節機能
といった感じである
さらに私が個人的に特徴として加えるとすると
- どっしりとした重量感
- 質の良いファブリック(布)張地とクッション
もこのGestureならではだと思う
この計5項目についてそれぞれ紹介していこう
肘置きの可動が360°自由自在
この椅子唯一無二でめちゃめちゃ気に入っているのがこの肘置き
普通のゲーミングチェア、オフィスチェアであれば
上下と前後で調整ができるものが多いと思う
ただこのGesture、

この位置から

この位置まで
さらには

ここから

ここまで可動する!
そして位置・角度も




ここまで動く!

これの何がいいかというと
自分のスタイルに合わせて自由に肘・肩が楽な姿勢を作り出せるのである!
例えばPC作業、キーボードと同じ高さに肘を置きたい
スマホを触る時は低い位置に肘を置きたい
ゲームをするときはスマホのときよりは少し高めに、でもキーボード&マウスのときは左肘と右肘の高さは少し変えて…
思っている以上に椅子の上ではいろんな姿勢をとってそれごとにいい肘の位置がある
それを細かく動かせることはほんとに最高である
背もたれが倒れるだけでなくひねりにも対応
世の中の大半の椅子にはないこの機能
背もたれが前後ろに動くだけではなく
少しだけ右左にも動くのである
若これにより干背もたれにひねりが入るため、背に持たれた時によりフィットするのである
ただ個人的には、正直なところここはあんまり恩恵を受けれている感じはしない…
ただ他の椅子に座ったりするとやはり左右に揺れたときのフィット感が違うのはよく感じるので
あると地味に嬉しい機能なのかもしれない…?
多種に渡る調節機能
座面の下にあるこのダイヤル

ここで
- 座面の高さ
- 座面の奥行き(前後に調整)
- 背もたれ強度(リクライニングするときの硬さ)
- 背もたれ位置固定(4段階)
を調整することができる
特にお気に入りなのが「座面の奥行き」調整で、
後ろに座面を調節すれば背もたれにピッタリ背中をくっつけることができ
前に出すと座面であぐらをかくこともできるのである!
他の椅子でも座面が広いものであればもちろん可能だが
普段はしっかり背もたれに体を預けて作業することを考えると
この調節機能はありがたい…
どっしりとした重量感
この椅子、配達で届き一番初めに感じたこと、それは…
重い…重たい…!
製品情報を見てみると、重量なんと30kg
もちろんキャスターがついているので移動させることは容易なのだが
座っているときに多少の体の動きで椅子が動いてしまうとストレスになるので
これだけの重量があるとフローリング上でも十分安定しているように思える
箱からの開梱は大変だったが、重量はあるに越したことはないかもしれない
質の良いファブリック(布)張地とクッション
この椅子は、ゲーミングチェアでよくあるような革張り、オフィスチェアにあるようなメッシュ張りではなく
ファブリック(布)+クッションで背面と座面を構成している

ここは好みの問題があるため、自分の気に入った張地を選ぶのが良いとは思うが
ファブリックの良さとしては
- 革よりもメンテナンスが簡単
- メッシュでは採用できないクッションがあり、どっしり座ることができる
があり、現状とても気に入っている
最後に
高級オフィスチェアという、自分の部屋に置く際にあまり選択肢に入らないものを紹介したが、いかがだっただろうか
正直結構高い買い物にはなるが、長い間ほぼ毎日使うことを考えると
このタイミングで買ったことに満足はしている
もしデスクに置く椅子を迷っている際は
まずはぜひ試しに座ることができるか、調べて実際に座りに行ってみるのが良いと思う
その時にこんな椅子も選択肢としてあることも片隅で覚えておくとよいかも?